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【沖縄ホテル宿泊記】那覇を拠点とした新しい旅を提案する「ヒューイットリゾート那覇」宿泊レポ。客室、朝食ブッフェの内容は?

ホテル最上階に位置する絶景レストラン「MASAN」

国際通り近く、那覇市安里にオープンした「ヒューイットリゾート那覇(以下、ヒューイット那覇)」。インフィニティエッジプールを屋上に備える都市型リゾートの魅力を実際に泊まって体感してきました。▶ヒューイットリゾート那覇の最上階レストラン「MASAN」のディナー記事はこちらをご覧ください。

HHのモニュメントがお出迎え

ヒューイットリゾート那覇の外観
正面玄関前に設置された巨大文字

ホテルを訪れると、まず目を引くのがエントランス前に設置された「HH」のモニュメントです。こちらは「地域の希望になりたい」というホテルコンセプト(=HEWITT HOPE)を表現しているのだとか。ヒューイットホテルの頭文字で「HH」だと勘違いしている人、私を含めてかなりいるんじゃないかなぁ~

ヒューイットリゾート那覇のロビー
重厚感とスタイリッシュさを兼ね備えたロビー

エントランスから館内へ入ると、リゾートに相応しい洗練された非日常の世界が広がっています。写真右手のフロント奥には大竹寛子さんの作品「Natureʼs Spiral」が飾られており、思わず見入ってしまいました。

ヒューイットリゾート那覇のアソビコンシェルジュ
アソビコンシェルジュでは100以上のメニューが予約可能

一角にはゲストの希望に合わせてアクティビティの提案や予約をしてくれるコンシェルジュデスクが設けられているのも大きな特徴です。ノープランで訪問し、提案されるがままの行程を訪れてみるミステリーツアー的な楽しみ方もアリだと思いますよ♪

客室までの動線もおしゃれ

ヒューイットリゾート那覇のエレベーター付近
エレベーターホールは沖縄の海を想像させる青の世界

さて、チェックインを済ませたら客室へ。エレベーターから出た瞬間に広がる真っ青な世界にまず面喰います。「ちょっと青すぎやしないか!?」という野暮なことを考えてはいけません。

ヒューイットリゾート那覇の客室前
廊下は深海へと続くかのようなディープブルー

エレベーターホールから客室へと続く回廊はさらに青すぎて再度困惑。きっと1階のエレベーターホールとあまりにもテイストが異なるので余計に驚くんですよね。「青すぎるし、ちょっと暗すぎないか!?」なんて思いもよぎりますが、とりあえず今は進みましょう!

デザインと快適性を兼ね備えた優秀ツイン

ヒューイットリゾート那覇ルームカードキー
ルームカードキーのデザインもロビーの作品同様大竹寛子さんによるもの
ヒューイットリゾート那覇の客室
スタンダードツイン25~27平米

エレベーターホール&廊下のインパクトがすごかったので客室内はどんな状態なのかドキドキしましたが、先ほどと打って変わってひたすら爽やかなお部屋に仕上がっていました。ブルーの差し色が控えめ&上品できれい。暗い廊下に号泣寸前になっていたウチの2歳児も一気に元気を取り戻しましたよ。

ヒューイットリゾート那覇の客室2
パウダーコーナーには椅子も設置♪

ベッドルームから後ろを振り向くとこんな感じ。ドア付近で靴を脱ぐスタイルなので癒されます。廊下両側にはガラスが配され、コンパクトではありますがパウダーコーナーが設けられているのもイイ。

ヒューイットリゾート那覇の客室に置かれたボルスター
ボルスター(円柱型のクッション)は我が子のオモチャ状態…
ヒューイットリゾート那覇の客室に設置されたテーブルセット
コンパクトながらテーブルとチェアも完備されています
ヒューイットリゾート那覇の客室の時計
ベッド上部には時計やコンセントもあり、かゆいところに手が届く仕様
ヒューイットリゾート那覇の客室から見える景色
今回はゆいレールビューでした

広さはスタンダードツインで25~27㎡とそれなりですが、大きな家具がないので窮屈に感じることはなく、むしろ居心地はメチャクチャ良かったです。ビジネスホテルとリゾートホテルの中間といったところでしょうか。「那覇を拠点に遊びまくる」という方には最適なサイズ感と価格であり、リゾートらしい意匠も兼ね備えて高級感も上々でした。

水回りとアメニティも合理的

ヒューイットリゾート那覇のバスルームとアメニティ
洗面はモノクロのタイルでおしゃれ、アメニティは必要最低限

また、このサイズ感にも関わらずバス・トイレがセパレートなのはうれしいポイントです。子連れ旅行者にとっては洗い場付きは何かと便利ですし、人の手が触れる部分には「消毒済」というシールが貼られているのも安心できます。

子ども用アメニティもうれしいサービス
子ども用アメニティもうれしいサービス
ヒューイットリゾート那覇のルームウェア
ルームウェアは綿100でデザイン・快適さ共に◎
ヒューイットリゾート那覇の客室に用意されているコーヒーとミネラルウォーター
ドリップポッドと一人1本用意されているボトルウォーター

小さいながら冷蔵庫も完備され、左手には空気清浄機も♪普遍的で機能的なデザインのモヘイムのマグカップを採用するあたりにも、ヒューイットリゾートが体現する都市型リゾートの一端が伝わってきました。まさにシンプル&リラックスステイのお手本のようなホテル。どれもこれもスペシャルではないものの、価格と折り合いをつけた取捨選択は理想的だと思います。

最上階プールや国際通り&栄町市場を満喫

ヒューイットリゾート那覇の最上階プール
最上階のプールからは那覇の街並みが広がっています

荷物を置いた後は最上階のインフィニティプールで涼んだり、プールサイドバーでグラスを傾けるのもアリ。那覇市街地のど真ん中に位置するためオーシャンビューは望めませんが、都会にいながら非日常感を味わえるのは最高の贅沢です。

国際通り付近(安里)
右奥へと延びる道が国際通り、左端の建物がヒューイット

もう少しアクティブに動きたい場合は、1階のアソビコンシェルジュデスクで相談しながら旅の計画を立てるのも良いかもしれません。この立地なら国際通り散策はもちろん、ゆいレールの安里駅も徒歩3分ほどなので空港へも首里城へも便利です。必要なものがあれば、23時まで営業しているご当地スーパー「サンエー安里店」に駆け込みましょう。

ヒューイット那覇近くにある栄町市場入口
入口からすでにディープ!

さらに、沖縄のディープスポットとして名高い「栄町市場」も道を隔ててすぐという好立地なのでローカルに混じって飲み歩きたい人には最適(ただし栄町市場は少々クセが強いため、わたしも含め潔癖症気味の方は予め気合を入れて訪問ください)。

栄町市場内部
入ってみるとさらにディープ!

連泊だとホテルステイで一泊まったりして翌日は国際通り観光、夜は栄町で飲み倒す!といったコンビネーション技もできそうですよね。国際通りの端に位置するため、人混みや騒音に悩まされることなく朝までぐっすり眠れたことも特筆すべき点でした。

1階レストラン「TIIDA(てぃーだ)」の朝食ブッフェ

ヒューイットリゾート那覇「TIIDA」の店内
TIIDAの朝食ブッフェは朝7時からオープン
ヒューイットリゾート那覇「TIIDA」の朝食ブッフェ1
チーズ盛り合わせ、タコのマリネ、ゴーヤー入り島野菜のピクルスなど

翌朝のお楽しみはなんといっても1階レストランTIIDAの朝食ブッフェでしょう(最上階レストランMAASANはランチとディナー営業のみのため、朝食付きプランを予約した場合は必然的にTIIDA一択となります)。サラダや前菜類が充実しているのに加えて、シーフード系が多めなのも高ポイント。その一方、ライブキッチン的なものはありませんのでご注意ください。

ヒューイットリゾート那覇「TIIDA」の朝食ブッフェ2
ジーマーミー豆腐は大皿でドーン!沖縄そばや沖縄おでんもありました♪

ブッフェエリアの後半には、沖縄らしさを感じられるご当地メニューも数多く揃っています。公式サイトによると和洋琉合わせて170種以上の料理や食材が並ぶらしく、1日30品目なんていう目標は軽くクリアできるレベル。旅先だとどうしても野菜不足になりがちなのでこれは助かります。

セルフバーガーステーションが楽しい!

自分好みにカスタマイズできるバーガーステーション
ブッフェの一番人気はこれ!

上記だけでもお腹いっぱいになりますが、好きな具材を挟んで楽しむバーガーステーションもお見逃しなく。バーガーバンズやドッグバンズ、イングリッシュマフィン、ピタパン、中華風の蒸しパン、バインミーなど、ベースとなるパンだけでも何種類も用意されています。

ヒューイットリゾート那覇「TIIDA」の朝食ブッフェ3
少しだけ食べたいという人にはミニバンズがおすすめ
ヒューイットリゾート那覇「TIIDA」の朝食ブッフェ4
ソースやフィリングも合わせると組み合わせは無限大

パンを選んだ後はパテとトッピングを選んでいきましょう。定番のハンバーグを挟んでも良し、サラダチキンでヘルシーにいくも良し、タコス用のタコミートや中華風の肉団子を挟んでオリジナル感を出すも良し。

ヒューイットリゾート那覇「TIIDA」のセルフバーガー
迷った挙句、そこまで冒険しないハンバーガーになりました…
ヒューイットリゾート那覇「TIIDA」のホテルメイドパン
ノーマルのパンも発見。アラジンのトースターで焼くと最高でした♪

このオリジナルバーガーづくりは最近の流行りなんでしょうね。県内ホテルではこのサービスがどんどん増えてきている印象。組み合わせ次第でまったく違うバーガーが作れるのでワクワク感を演出できると同時に、連泊の場合でも飽きずに楽しめそうです。

ヒューイットリゾート那覇「TIIDA」の朝食ドリンク
ジュースはマンゴー、グヮバ、シークヮーサーと南国仕様
ヒューイットリゾート那覇「TIIDA」の朝食スイーツ
朝からしっかり糖分補給

食後のスイーツやフルーツも一通り揃っており、特に南国リゾートを感じさせるセレクトが秀逸です。これだけの食材や料理を準備するだけでも大変なことですが、在庫や賞味期限など管理面の苦労を考えると本当に頭が下がります。MASANディナーの満足度が飛び抜けて高かったため、正直TIIDAの朝食ブッフェに対する期待値が高まり過ぎていた部分もありますが、それでも十分に満足のゆく魅力的な朝食でした。

ヒューイットリゾート那覇「TIIDA」の朝食セルフコーヒー
朝食を食べる時間がない人にもうれしいサービス

出口付近にはテイクアウトコーヒーの用意もあって言うことナシ。「国際通り周辺はもう遊び尽くしたしな~」、「沖縄に来てまで街中のホテルに泊まるなんてな~」なんて懐疑的に思っている方、このヒューイット那覇はリゾートテイストも街歩きも楽しめる新しい沖縄旅のスタイルとして正直めっちゃ良いですよ!



沖縄・那覇市「ヒューイットリゾート那覇」ブッフェレストランTIIDA(てぃーだ)

〒902-0067 沖縄県那覇市安里2丁目5−16 ヒューイットリゾート那覇1F

TEL 098-943-8325

営業時間/7時~10時(L.O.9時30分)、11時30分~14時30分(L.O.14時)

定休日/なし

公式サイト https://hewitt-resort.com/naha/

駐車しやすさ★★★(ホテル敷地内のエントランス部分や車寄せ部分も広々としており難易度は低め。ただ、機械式駐車場なので大きめの車だと車幅が結構ギリギリ)

ドライブ魅力度★(国際通りの最も北東端に位置する安里三差路のすぐ近く。ドライブで巡るというよりも、徒歩での観光に最適なエリアです)

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ヒューイットリゾート那覇のアクセス

ヒューイットリゾート那覇のアクセス1
国道330号線を「おもろまち駅」方面から南下している様子。ホテルのすぐ脇に位置する「安里十字路」は高架橋の下になっているので側道に入ります
ヒューイットリゾート那覇のアクセス2
3車線のうち右側2車線が右折専用。右折後すぐ左手にホテルがあるので真ん中の車線をキープしてください
ヒューイットリゾート那覇のアクセス3
右折後、すぐ左手に見えるのがヒューイットです

ヒューイットリゾート那覇の駐車場

ヒューイットリゾート那覇の駐車場
駐車場は1,650円/泊。レストラン利用時は3時間まで無料、その後1時間毎に330円
ヒューイットリゾート那覇の駐車場2
全幅2050、全高2000なので数字上はランクルでも入る感じだが大丈夫なのか!?ちょっと心配…
ヒューイットリゾート那覇の駐車場3
写真の通りまあまあギリギリながらRAV4でも入庫可能でした

我々は利用しなかったものの、遊びコンシェルジュははじめての沖縄旅行の強い味方になってくれるはず!ノープランで訪問し、提案されるがままの行程を訪れてみるミステリーツアー的な楽しみ方もアリだと思いますよ♪あとクドイようですが、「MASAN」のディナーは本当に素晴らしいので夕食が決まっていない方はぜひどうぞ!


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投稿:ash

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