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【宿泊記】オンザビーチの格安ホテル「KARIYUSHI LCH.RESORT on The Beach」圧倒的なロケーションとかりゆし系列の特典が魅力。客室、朝食レポ

KARIYUSHI LCH.RESORTトップ写真
沖縄屈指のリゾートエリア恩納・名護のビーチ前で驚きの価格!

2020年にオープンした「KARIYUSHI LCH.RESORT on The Beach(以下、KARIYUSHI LCH.RESORT)」。ビーチ前の圧倒的なロケーションと、シンプルゆえのリーズナブルな価格設定で高い人気を集めています。客室や朝食、実際に泊まった感想をご紹介します。

シンプルを突き詰めたカジュアルホテル

那覇空港から沖縄自動車道を経由して車で約1時間「かりゆしlchリゾート」
那覇空港から沖縄自動車道を経由して車で約1時間
かりゆしlchリゾート外観
コンビニがホテルに隣接しているため利便性は最高
かりゆしlchリゾート館内
ロビーも華美な装飾はなくフロント業務に集中した造り

系列ホテルである「沖縄かりゆしビーチリゾート」の眼下にあり、グループが運営するかりゆしビーチまでは徒歩1分。国道58号線沿いに位置するこのホテルはビーチ前という抜群のロケーションが一番の魅力です。高級感はないものの、シンプルで洗練された雰囲気はなかなかのもの。LCHは「ローコストホテル」と「LOHAS、Clean(liness)、Happy」という2つの意味を兼ね合わせているらしく、そのポジショニング通りのホテルになっています。

オンシーズンは海側最上階がベスト

かりゆしlchリゾート客室1
今回は4階「海側トップオーシャンビューツイン」16.8平米
かりゆしlchリゾート客室2
ベッドと壁掛けTVというシンプルな客室
かりゆしlchリゾート客室3
コンパクトながらバルコニー完備
かりゆしlchリゾート客室4
目の前にはエメラルドグリーンの海が広がっています
かりゆしlchリゾート客室5
ビーチ遊びはもちろん、各種マリンアクティビティも1階カウンターで申し込み可

今回宿泊したのは最上階の4階海側客室「トップオーシャンビューツイン」です。普段は2~3階からの風景が海を身近に感じられて好きなのですが、こちらのホテルはビーチとの間にマリンアクティビティの受付施設やテラス席のテントがあり、オーシャンビューを一部遮る可能性があるのでこのお部屋がおすすめ。もちろん「ホテルは寝るだけ」という方はリーズナブルさを追求して山側をチョイスするのも大いにアリだと思います。

コンパクトにまとまった客室

かりゆしlchリゾート客室6
テーブル&チェアや冷蔵庫、ティーポットなど一通り揃っています
かりゆしlchリゾート客室7
入口すぐの荷物置き場はかなり便利
かりゆしlchリゾート客室8
クローゼットの代わりに壁掛け式のハンガーラックを完備
かりゆしlchリゾート客室9
ベッドサイドにはスイッチ類やUSBの差込口、コンセントが集中
かりゆしlchリゾート客室10
入口付近にセーフティーボックスまでありました

客室の設備は最小限ながら、必要なものは全て揃っています。広さも約17平米と最小限のためソファーセットなどはありませんが、バルコニーにプラスティックチェアが2脚用意されているので海を眺めながらまったり過ごせます。

浴室はシャワーブースのみ

かりゆしlchリゾート客室11
シャワー・トイレは一体型となっているもののガラス扉で仕切られていました
かりゆしlchリゾート客室12
全客室共にバスタブはなく、シャワーブースのみになっています
かりゆしlchリゾート客室13
Orange Rose(オーランジュ ロゼ)のアメニティ

無駄を省いたシンプル設計に好感を持てる一方、最大のデメリットとなり得る懸念点がこのシャワーブースです。「旅先の疲れをお風呂でしっかり癒したい」という方には不向きなのでご注意ください。ちなみに宿泊プランによっては系列ホテル「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」のお風呂が利用できる可能性がありますので下記バナーから各種プランを隅々までチェックしてみてください。

かりゆしlchリゾート客室14
共用部分にコイン式の洗濯乾燥機も用意されているので水着や着替えも洗えます

プールにビーチ、大浴場と楽しみ方無限大

かりゆしlchリゾート客室15
「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」にはトゥクトゥクによる送迎あり

大浴場チケット付のプランを予約した場合は、トゥクトゥクによる送迎サービスをぜひ利用しましょう。ちなみにそのプランを予約しなくても「沖縄かりゆしビーチリゾート」の屋内外プールやジムは無料で利用できるのでオフシーズンや雨の日の過ごし方としては大変便利だと思います。

朝食は好きな具材を挟むオープンサンド

かりゆしlchリゾート朝食会場1
朝食レストランはマリンアクティビティ受付の先にあります
かりゆしlchリゾート朝食会場2
少し分かりづらいものの、窓の外はかりゆしビーチ

翌日は1階ビーチラウンジの朝食からスタート。予想以上に席数があるので店内で食べるのも良いのですが、晴れていれば屋外のテラス席で海をすぐ目の前に感じながらの食事がおすすめです。

かりゆしlchリゾート朝食1
ピタパンとサルティンボッカのほか、クロワッサンと丸パンが用意されていました
かりゆしlchリゾート朝食2
そのまま黒糖バターを付けて食べてもよし
かりゆしlchリゾート朝食3
チーズやエビ、ツナなどサンドイッチに最適な具材を用意
かりゆしlchリゾート朝食3
フレッシュなサラダ類も充実

こちらの朝食ブッフェで強く推しているのが好みのパンを選び、好きな具材をたっぷり挟むオープンサンド。170種類以上の料理や食材が並ぶ「ヒューイットリゾート那覇」のような朝食も良いですが、さすがに全部は食べられないのでこれはこれでアリと思います。

かりゆしlchリゾート朝食4
きんぴらやひじきの煮物など和食メニューもありました
かりゆしlchリゾート朝食5
もずくとアーサ入りの出汁巻き玉子が美味
かりゆしlchリゾート朝食6
筑前煮もよく味が沁み込んでいました
かりゆしlchリゾート朝食7
チャーハンはパラパラでかなり好み
かりゆしlchリゾート朝食盛り付け例
見た目にも美しいモーニングプレートが完成

洋食の他に和食と中華もいくつか用意されており、今後復活してくるであろうインバウンド対応まで万全です。メニューの補充も早く、スタッフさんの接客も素敵でした。

かりゆしlchリゾート朝食使用プレート
SDGsにも配慮した素敵な取り組み

なお、こちらで用意されていたプレートは一見プラスティックのようですが実は産業廃棄物となるバガス(さとうきびの搾りかす)を原料としたもの。そういえば割りばしも以前は無駄と言われていましたが、最近では間伐材を使用するエコ商品として世界から注目を集めているのだとか。

かりゆしlchリゾート朝食スイーツ
食後にはフルーツやヨーグルト、ちょっとした甘味の用意も
かりゆしlchリゾート朝食コーヒー
コーヒーやスープ、ジュースは専用カップでテイクアウト可能

食後はコーヒーを持ってビーチ散策を楽しんだり、部屋のバルコニーで海を眺めながらまったり過ごしたりと大満喫。豪華な朝食で1日をスタートしたい方には物足りないと思いますが、宿泊料金を考えると十二分だと感じました。

かりゆしビーチとプールで遊ぼう!

かりゆしビーチLCH併設プール
宿泊者無料、利用期間3月~10月 9時~16時30分
かりゆしビーチ(遊泳ビーチ)
遊泳期間は3月~10月まで(詳細は公式HPにてご確認ください)

夏場は宿泊者専用のプール利用はもちろん、目の前に広がる「かりゆしビーチ」で思いっきり遊べるのも◎。海やマリンアクティビティを楽しむも良し、沖縄本島北部や中部の観光拠点にしても良しと、かなり自由度の高いホテルだと思いました。沖縄には本当に色々なホテルがありますが、やっぱりオンザビーチやオーシャンビューは最高ですね♪



沖縄・名護市「OKINAWA KARIYUSHI LCH. RESORT on The Beach(かりゆしLCHリゾート)」

〒905-0026 沖縄県名護市喜瀬1996

TEL 0980-54-9900(代表)

公式サイト https://kariyushi-lchresort.jp/

駐車しやすさ/★★★(シーズン中はかなり駐車場が込み合う可能性あり。また一番奥側の駐車場だけ若干狭いので難易度高)

ドライブ魅力度/★★★★★(北へ行っても、南へ行っても海沿いドライブを楽しめます。沖縄本島のちょうど中央部分に位置しており、恩納村の真栄田岬まで行っても30分、古宇利オーシャンタワーまで行っても40分など、フットワーク軽く観光に回れます)


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KARIYUSHI LCH.RESORTの駐車場

かりゆしlchリゾート駐車場1
ホテルのエントランス前を横切るように駐車場へ向かいます
かりゆしlchリゾート駐車場2
宿泊プランによるものの、基本的にホテル駐車場は有料となっています
かりゆしlchリゾート駐車場3
向かって右手の駐車場は比較的前後の余裕あり
かりゆしlchリゾート駐車場4
奥の駐車場は前後の間隔が狭く、全部埋まっていると駐車はかなりのハードモード

海前のこのロケーションは唯一無二。自然の景観をそのまま残した部分も多く、王道のビーチ遊びから生き物観察まで楽しめるので子ども連れにもおすすめです。ただし、岩場に行く際は足元に十分気を付けてくださいね♪夜は敷地内で手持ち花火もできますよ♪


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投稿:ash

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