沖縄・名護市の「オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ」のクラブフロアに泊まってきました。以前のマリオット時代から大幅に変わったクラブラウンジの場所、サービス内容を詳しくお届けします。▶最上階クラブフロアの客室、グレードアップしたクラブフロア特典の詳細はこちらから▶リニューアルした「クワッチー」の朝食ブッフェ、館内サービス、プール情報はこちらからどうぞ。
専用ラウンジでアフタヌーンティー
2022年3月にグランドオープンした「オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ(以下、オリエンタルホテル沖縄)」。クラブラウンジの場所はなんと1階ロビーの中央部、誰もが目に付く位置にどどん!と専用ゲートが新設されていました。
オリエンタルホテル沖縄のクラブラウンジのサービスは下記の通りです。注目すべきところはすべての時間帯で年齢制限が設けられていないこと。子ども連れでも一日を通して利用できるのはかなり貴重です(すべては子の機嫌次第ですが…)。
- 朝食/7時~10時30分
- ティータイム/10時~14時
- アフタヌーンティータイム/14時~17時
- アペリティフタイム/17時~19時
- イブニングティータイム/19時~23時(最終案内22時30分)
ラウンジ内は天井が高く、開放感抜群。植物に囲まれたアトリウムのような空間に大小さまざまなタイプの席が配置され、どの席に座ってもゆっくりと寛げる仕様になっています。
訪れた時間帯はちょうどアフタヌーンティータイムだったのでひと休みすることに。ブッフェ台を覗くとジミーのクッキーやちんすこう、サーターアンダギーなど沖縄のお菓子が並んでいます。
種類は控えめですが生ケーキも用意されていました。この日はプリンぜんざいに紅芋ケーキ、パッションとブラッドオレンジのケーキ、ティラミスの4種類。どれも小ぶりのサイズ感なので1個、2個とついつい手が伸びてしまいます。
また、ドリンク類についてはクラブフロアの客室同様かなりの力の入れようでした。紅茶はスリランカ初のティーブランド、ディルマ社の「t」シリーズを採用し、12種類もの茶葉を試すことができます。コーヒーはマシンだけでなくハンドドリップ体験ができるコーナーも設置。豆を挽くところから自分でできるので、これだけでもちょっとしたアクティビティのようで面白いです。
アフタヌーンティーのケーキやクッキーを少しづつ取っていくとこんな感じになりました。夕食前だというのに甘い誘惑には勝てず、めいっぱいお茶の時間を満喫。特に紅芋モンブランが乗ったケーキはすごく美味しかったのでおすすめです。見つけた時はぜひお試しくださいね。
アペリティフタイムはアルコールの種類豊富
その後17時過ぎになりアペリティフタイムがスタート。果たしてどんな料理が並ぶのかな~とウズウズしながら眺めていると、スモークサーモンにサラダチキン、サラミなどなど、お酒好きにはたまらないメニューが登場。
あくまで夕食前の時間を楽しむものなのでガッツリとしたメイン料理こそありませんが、料理のセレクトもクオリティもバッチリで文句なしのラインナップです。ジーマーミー豆腐やもずく酢といった沖縄料理も用意されているので旅気分もしっかり味わえます。
ワインの種類も豊富ですし、リキュールで自分好みのオリジナルカクテルを作るのもアリ。ブッフェカウンターの背後にはオリオンビールのサーバーが用意されているのでキンキンに冷えた生ビールも思いっきり楽しめます。
料理も美味しいしお酒も美味しいしここは天国か…。スタッフの方々はマリオット時代から引き続き活躍している人が多いそうで、フレンドリーかつ気遣い120%のサービスも涙モノでした。
さらに感動したのは、日が沈んでからのラウンジの美しさ。天井に木の影を映し出す絶妙なライティングで幻想的な雰囲気を創り出しています。聞けばこの照明のセッティングだけでもかなりの時間をかけたとか。「植栽は日々大きくなるのでホテルの成長とともに数年先、数十年先の景色も楽しんでほしい」というスタッフさんの言葉が印象的でした。
ここでしか食べられない限定モーニング
さて、オリエンタルホテル沖縄のクラブラウンジ体験もいよいよラスト。翌日の朝食は日替わりのメイン料理とコールドミートの盛り合わせ、島野菜と果物をブレンドした自家製ジュースからスタートです。この3品はテーブルまで持って来てくれるので、その間にブッフェ台から追加の料理を取りにいきます(こういうの、本当に助かる!)。
メインダイニングの朝食ブッフェから厳選した料理をピックアップするところもありますが、こちらはクラブラウンジオリジナルのメニューがほとんど。先ほどのメイン料理はもちろん、海ぶどうが乗ったやんばるポキ丼や出汁の風味が濃厚なフォーなどもここでしか食べられないメニューなのでどれも外せません。
食後のスイーツ&フルーツもたっぷり食べてお腹も心も大満足。この日は朝8時頃に訪れましたが混雑することはなく、夜とはまた違った木々の表情を眺めながらゆったりと過ごせました。
なお、前日21時までにリクエストすればクラブフロア特典で席予約ができるので、オンシーズンでも待つ心配はなさそうです。オリエンタルホテルとなって大幅にバージョンアップしたクラブラウンジ、気になる方はぜひとも訪れてみてください。自分もすぐにでもまた行きたい!
沖縄・名護市「オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ」
〒905-0026 沖縄県名護市喜瀬1490-1
TEL 0980-51-1000
公式サイト https://www.okinawa.oriental-hotels.com/
駐車しやすさ★★★★(若干前後の間隔が狭めですが、ゲートなし&台数多めで停めやすい)
ドライブ魅力度★★★★(名護市と恩納村の境界付近は沖縄最大のリゾートエリア。美しい海岸線と南国ムードたっぷりのホテルが軒を連ねています)
オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパの駐車場
スタッフさんが作ってくれたのは「君の瞳に乾杯!」で有名なカクテルだそうです。ビターズというリキュールがアクセントになっていてとても美味でした。こんなオシャレなカクテルをサッと作れるなんてホテルマンのスキルすごい!オリオンビールも安定の美味しさですし、サントリーの翆ジンソーダも初めて飲めたしで最高の時間でした。
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投稿:あくまる
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