1974年の創業から半世紀の歴史をもつ老舗中華料理店「東洋飯店」。いわずと知れた沖縄を代表する中華料理店であり、気軽なランチやディナーはもちろん、家族や友人の集まり、ハレの日のディナーまで県民の暮らしに寄り添ってきたお店です。今更ながらですが、今回はランチにお邪魔しましたのでその魅力&おすすめの楽しみ方をご紹介します。
地元に愛される繁盛店
東洋飯店の建物は1階部分は駐車場&持ち帰り専門になっており、2階がイートインスペースになっています。先代が台湾から取り寄せた家具や調度品はセンスが良く、やや暗めの照明と相まってかなり雰囲気があります。
お客様は地元客や米軍関係のアメリカ人、中東らしき方々など国際色豊か。地元客の中でも特に妙齢の女性グループが数多く訪れているあたりに「間違いのないお店感」が漂いまくっています。
リーズナブルにいただけるランチメニュー
メニューはこんな感じ。東洋飯店には今回お伺いした北谷店のほかに那覇店もありますが、大手チェーン店のような雰囲気は皆無。食材はすべて野菜の下ごしらえから丁寧に調理されており、台湾から招いた料理顧問の指導のもと本場中国出身の調理師を中心に据えた本格中華料理がいただけます。
炒飯と麻婆豆腐が人気!
スタッフの方に伺うと、やはり炒飯と麻婆豆腐が人気とのことで今回はそのままその上位2つをオーダーしました。週替わりのスペシャルセットの方が少し高いもののお得な感じがするので、その週のメニューが好みであればそちらもおすすめです。
ドリンクバー&ソフトクリーム
東洋飯店のランチメニューにはセルフ式のドリンクバーが付いているのもうれしいポイント。家族や友人とのゆったりランチには最適です。また、ソフトクリームマシーンまで用意されているのでアレンジも無限大。「常連さんはコーヒーフロートにしたり楽しんでいますよ」というスタッフさんの教えに従って自由に楽しませていただきました。
中華料理店では珍しいドライブスルー
薬局やスーパー、お弁当屋など車社会沖縄にはさまざまなドライブスルーがありますが、中華料理店もドライブスルーを採用するなんていかにも沖縄らしい。冷凍の肉まんやあんまんって一部が硬くなったり冷たかったりとレンチンが難しいのですが、蒸気を逃すパッケージにより自然にふっくらと仕上がっていましたよ。
味も雰囲気もサービスも魅力的な「東洋飯店」。日常のランチからハレの日のディナーまで、幅広く活躍してくれること間違いありません。
沖縄県北谷町「東洋飯店 北谷店」
〒904-0103 沖縄県中頭郡北谷町桑江一丁目10番1号
営業時間/店内11時~22時30分(L.O21時30分/ランチタイム月~土11時~14時30分)
ドライブスル―11時~21時30分(L.O21時30分)
定休日/火曜日+不定休日、旧盆最終日、年末年始(12月31日、1月1日)、10月最終火曜日
駐車しやすさ/★★★★(下駄ばきの駐車場ですが前後左右共に余裕があります)
ドライブ魅力度/★★★★★(アメリカンビレッジまで車で約3分、アラハビーチまで車で約10分)
東洋飯店北谷店の駐車場
「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」や「ラ・ジェント・ホテル沖縄北谷」、「レクー沖縄北谷スパ&リゾート」など観光客に人気のホテルも徒歩圏内なので旅行客にもおすすめです。ちなみに我が家では「ENEOS白石サービスステーション 北谷美浜店」での手洗い洗車⇒東洋飯店がテッパンルート。
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投稿:ash
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