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【沖縄ホテル宿泊記】最新「ザ・ナハテラス」また泊まりたくなるクラシカルホテル。客室とプール、ファヌアンの朝食レビュー

那覇空港から車で約20分「ザ・ナハテラス」
那覇空港から車で約20分「ザ・ナハテラス」

那覇市新都心エリアに位置する「ザ・ナハテラス(以下、ナハテラス)」に泊まってきました。こちらはブセナテラスをはじめ、県内で数多くのリゾートホテルを手掛けるテラスホテルズの一角。那覇の中心地とは思えない静かなリゾート空間に癒されました。

那覇新都心の隠れ家ホテル

ザ・ナハテラスの正面エントランス
ザ・ナハテラスの正面エントランス

ナハテラスがあるのは国際通りから少し離れた那覇新都心。この一帯は大型商業施設の那覇メインプレイスやDFSが並ぶ商業地ですが、ここだけはまったく違う空気に毎回感動します。

ロビーに隣接するのはラウンジ「マロード」
ロビーに隣接するのはアフタヌーンティーが人気のラウンジ「マロード」

だって最初からこれですよ?オープンエアのロビーに真っ白なトルコキキョウが美しすぎます。正直ブセナテラスのパノラマビューには負けますが、こちらはこちらでいい雰囲気。都会らしさを残しつつ、リゾートを感じさせるところはさすがです。

ザ・ナハテラスのチェックイン時提供されるさんぴん茶と黒糖
子ども用さんぴん茶にはストローの配慮が

しかも今回は24時間ステイという驚愕プランを見つけたため(ナハテラスはたまにこのプランを発動します。ありがたい!)まさかの昼12時にチェックイン。ゆったり座りながらの手続きに、ウェルカムドリンクのさんぴん茶&黒糖のおもてなしがうれしいです。

クラシカルな雰囲気の客室

ザ・ナハテラスのデラックスツイン35平米
デラックスツイン35平米

お部屋はスタンダードフロアのデラックスツインにしました。ナチュラルカラーで統一したシンプルさが素敵ですよね。開業は1999年(S15シルビアと同期!)と日本国内の有名老舗ホテルと比べるとだいぶ新しいのですが、それでもこの設えには上品でクラシカルな印象を受けます。

窓際にはオットマン付きのソファ
窓際にはオットマン付きのソファ
ザ・ナハテラスの客室から見える景色
バルコニーはありませんが、そこはビーチサイドでないので全く気にならず

ホテルの客室といえば縦に長い長方形のレイアウトが一般的だと思うのですが、ここはペンタゴンになっているのもポイントです。窓が二面あるので開放感があり、街並みを一望できるワイドビューが楽しい。お部屋も広く感じます。

アメニティ、水回りは?

ベッド脇に冷蔵庫、ミニバーなどが集約
ベッド脇に冷蔵庫、グラス、ミニバーなどが集約
オリジナルのお茶は紅茶、日本茶、沖縄県産月桃茶の3種類
オリジナルのお茶は紅茶、日本茶、沖縄県産月桃茶の3種類

アメニティに関してはコーヒーにテラスホテルズオリジナルのミネラルウォーター、お茶が3種類。なかでも月桃茶はお湯を注ぐと月桃の甘い香りがふわ~っと漂って癒されました。気に入れば1階のショップで購入することも可能です。

ザ・ナハテラスの浴室
バスタブとトイレの間はガラス戸でゆるやかに仕切ることも

水回りについてはこんな感じ。古いホテルなのでやはりユニットバスですが、その分洗面に置かれたグラスやソープディッシュ、お水とお湯の蛇口などレトロ&可愛いが溢れすぎて個人的にはそっちに目がいっちゃいました(とはいえ使い勝手は最新ホテルに劣りますけどね…)。

バスローブの他に写真右下のビーチガウンも用意されていました
写真右下はプールに羽織っていけるビーチガウン

シャンプー&コンディショナー、ボディソープなどはタラソテラピーを取り入れたタルゴジャパン製。これはブセナテラスも同様のようです。さらに写真左下はホテルオリジナルの入浴剤(ブーゲンビリアとプリメリア)、それぞれ南国の香りが旅行気分を高めてくれます。

子連れ対応も完璧なホテル

数量限定ですがベビーカーやベビーベッドのレンタルも可能
上記の他、数量限定でベビーカーやベビーベッドもレンタル可能

今回は2歳児を連れていたため、上記に加えて子ども用の室内着と歯ブラシ、タオル一式までもしっかり揃っていました。リラックスウェアは130センチ用のためまだ着れなかったものの、肌触りや素材の良さは大人と変わらず。もう少し大きくなったら一緒に着てみたいと思います。

ザ・ハテラスのベッド
隙間を埋めてくれたおかげでいつものホテルステイよりも快眠!

さらに感激したのはベッドメイクの仕上がりです。ベッドガードの設置&2つのベッドをつなげるだけでなく、隙間パッドを使ってベッドとベッドの間を埋めて下さっていた!こんなに素晴らしい対応、県内ホテルではなかなかありません。

静かな中庭プールでひと泳ぎ

屋外プールの遊泳期間は4月~11月頃
屋外プールの遊泳期間は4月~11月頃

客室で寛いだ後はホテル内の屋外プールへGO。先述の通り早めのチェックインのため、思う存分水遊びを楽しめます。でも、ナハテラスのファシリティはレストラン、ショップを除けばここかジム、サウナ(なぜか男性のみ)ぐらいしかないので混雑するかな~と思いきや、幸運なことに先客はおらず。

デイベッドも数台ですが用意あり
デイベッドは先着順で利用OK

というかこちらのプール、たまにランチやラウンジ利用で訪れた時も大抵人の姿がなくとても静かなのです。宿泊者は系列のブセナテラス行きの無料送迎バスが利用できる&ブセナのプール施設も使えるため、連泊の方はそちらに流れているのかもしれません。

プールサイドではタオルとミネラルウォーターのサービスが
プールサイドではタオルとミネラルウォーターのサービスあり
たまにスタッフさんが来て「お水いかがですか?」と声をかけてくれます
たまにスタッフさんが来て「お水いかがですか?」と声をかけてくれる神対応

恩納村や名護市の大型リゾートホテルに比べるとコンパクトなプールですが、那覇にいながらゆっくり涼めるのは貴重。翌日も利用しましたが結局遭遇したのは2組のみと非常に少なく、それぞれが適度に距離を置いて泳いでいたので快適に過ごせました。

夕暮れからは生演奏のお楽しみ

ティーラウンジマロード(ミュージックナイトの案内)
17時30~21時まで毎日開催

夕方以降は今回外で食事を済ませたのですが、ホテルに戻ってくるとプールに隣接するティーラウンジ「マロード」で生演奏が披露されていました。昼間の自然光も素敵ですが、照明をぐっと落とした夜の雰囲気も渋い。その中でピアノの優しい音色が響きます。

ティーラウンジマロード(夜)
アーティスト、ジャンルはその時々のお楽しみ

ちなみにこちらの催し、通常オーダーのみでミュージックチャージなしというのもすごいところ。食後のコーヒーやテラスホテルズオリジナルのクラフトビールを片手にピアノ演奏を聴けるのは本当に贅沢です。そういえば一昔前のホテルって癒しの場というよりも、感受性や教養を高めてくれる側面の方が強かったような気がしません?

ファヌアンでゆったり朝時間

ファヌアンのテラス席
涼しい季節にはテラス席が人気
レストラン「ファヌアン」店内
朝食7時~10時、一人3,500円(サ別)

翌朝は2階のレストラン「ファヌアン」へ。ナハテラスではここか和食レストラン「真南風」が朝食会場になっており、どちらか好きな方を選択できます。連泊したら代わる代わる楽しんでも良いですね。

ファヌアンの朝食メニュー
2022年7月1日~9月30日までのおすすめメインディッシュ

「ファヌアン」の朝食は5種類のメインディッシュを選び、サラダやパンは各自取りに行くハーフブッフェスタイルです。エッグベネディクトやロスティーサンドなどどれも美味しそうなのですごく迷ったのですが、今回は…

写真左:ミニッツグリルステーキ、右:エッググラタン 島豚つるしベーコンを乗せたエスカリバータ添え
写真左:ミニッツグリルステーキ、右:エッググラタン 島豚つるしベーコンを乗せたエスカリバータ添え

こちらに決定。大人2名分なのでメイン2品、それぞれものすごく美味しかったです。特にエッググラタンのラザニア部分が激ウマ。ステーキは薄めのお肉なので朝に食べてももたれません。むしろもっと厚くても全然イケる。

ファヌアンの朝食ブッフェ
テラスホテルズオリジナルのドレッシングが美味

ブッフェコーナーはこんな感じです。サラダ、ハム、サラミ、チーズ、冷製料理、フルーツ、パンといずれも種類は多くありませんがどれも丁寧に作られており、メイン料理と合わせれば充分な量。フルーツも一口サイズにカットされていました。

ファヌアンの朝食一例
ホットコーヒーはポットで提供されるのもうれしいサービス

しいていえば子どもが食べられそうなメニューがいくつかあったら良かったかも…。とはいえパンも野菜もどれも美味しく、配慮の行き届いた空間で気持ち良く過ごせました。次回は和食の朝食も気になるし、クラブフロアに泊まってみたいし、タパス&チャコールグリルレストラン「ラ・シマ」にも行きたいな~。とにかく訪れるたびにまた泊まりたくなるホテルです。


沖縄・那覇市「ザ・ナハテラス」

〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち2丁目14−1

TEL 098-864-1111

公式サイト https://www.terrace.co.jp/naha/

駐車しやすさ/★★★★★(正面玄関の他に新都心側にも駐車場完備。新都心側の方が台数多めで停めやすい)

ドライブ魅力度/★★(サンエー那覇メインプレイス、沖縄県立博物館・美術館まで徒歩10分以内)


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ザ・ナハテラスのアクセス・駐車場

ザ・ナハテラスのアクセス1
国道58 号線北上して泊交差点を右折
ザ・ナハテラスのアクセス2
その後、4つ目の信号を左折した突き当りがホテルなのですが、分かりづらいのでナビでどうぞ…
ザ・ナハテラスの駐車場1
正面玄関側には地下駐車場完備。ここが満車の場合はエントランスすぐの場所に駐車

ザ・ブセナテラスではサックス、ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズでは弦楽器など、テラスホテルズでは各所で違う楽器の生演奏が行われているそうです!


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投稿:あくまる

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