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【2022年更新】恩納村ドライブの新定番「ザネー浜(Beach51)」最新情報!絶景スポット裏真栄田エリアの見どころや軽石状況、駐車場についてまとめてみた

ザネー浜(裏前田)
数年前まではほとんど誰も立ち寄ることのなかった絶景スポット

沖縄・恩納村の真栄田岬から南南西500メートルほどに位置する真栄田岬のウラ、通称「裏真栄田」と呼ばれるエリア。天然ビーチのザネー浜(Beach51)とザネー浜岬は数年前まで知る人ぞ知る存在でしたが、ドラマやCMのロケ地にもなり、今やSNSの影響で一大観光地となりました。見どころや行き方、駐車場、軽石問題など、現在の状況をお伝えします。▶真栄田岬(青の洞窟)の見どころ、駐車場情報などはこちらの記事からどうぞ。

裏真栄田の入口は閉鎖中?!

ザネー浜入口
ロープやチェーンが張られていても徒歩の方はそのまま入場してOK

ザネー浜及びザネー浜岬につながる道は一カ所。完全に閉鎖中の雰囲気を醸しているこちらの入口が目印です。この様子をみて引き返そうか迷う人もいると思いますが、あくまでも車での進入や路上駐車を防ぐためのものなので徒歩の方はそのまま入ってOK。写真上の車は近隣の工事車両と農家さんのものとなりますので一般の方の駐車はできません。

ザネー浜までの道のり
バッタは本当に大きかったんですよ…

入口からは写真上のような一本道をひたすらまっすぐ進んでいきます。コンクリの道ではありませんが、なだらかに整備されてとても歩きやすくなっているので安心。いや、歩きやすくなったという表現の方が正しいかもしれません。なぜならこの辺りは数年前まで鬱蒼と草が生い茂り、進むたびに巨大なバッタが飛び交っていた獣道だったから…。当時は取材の声がかかると「ハアァ…あそこにいくのか…」と恐怖でたまりませんでした(苦笑)

左はザネー浜岬、右はビーチにつながります
案内板が設置されていて分かりやすい

今となってはそんな心配もないほど快適になってうれしいかぎり。ぐんぐん分け入っていくと上記写真の分岐点へと到着。左はザネー浜岬、右へ行くとザネー浜に続いています。

青の世界が広がるザネー浜岬へ

ザネー浜岬までの道
岬の直前はやや足場が悪いので気を付けて!

ここを訪れた多くの人はザネー浜とザネー浜岬、いずれもセットで巡ると思うので順番はどちらでも良いと思いますが、まずは左のザネー浜岬に行ってみましょう。

ザネー浜岬の様子
高台で眺める海の色は光が反射して色鮮やか

岬はそれなりの高さがあり、隣接するザネー浜を眺めると文字通り息を呑むほど美しい景色が広がっています。

突端部分のザネー浜岬からは水平線が一望可能
崖部分は柵や手すりが一切ありません…

岬の突端(崖!)まで行ってみると一面青の世界。驚くべきことに曇っている時ですらもこのように鮮明に見えてしまうほどの透明度です。

足元を覗き込めば、表現の限界をはるかに超える圧倒的なビジュアルがそこに♪
足元を覗き込めば神秘的な恩納ブルーが広がっています

写真で見るとキレイだけど実際訪れるとイマイチ…なんて絶景スポットもありますが、ここは正真正銘嘘偽りなし。久しぶりに訪れましたが、やっぱり何度見ても感動します。

ザネー浜(Beach51)は透明度抜群の美しさ

ザネー浜
管理されていない自然のまま美しいビーチ

続くザネー浜は分岐点まで引き返して右へ。ここは今でこそ「ザネー浜」や「Beach51」という名前が浸透するようになりましたが、以前は地域の人々しか知らなかったまさに穴場。だからこそ真栄田岬という一大観光スポット近くにありながら、美しい景色が手つかずのまま残っているんですね。

ザネー浜の様子
ビーチに向かって右側は岩場が多いのでマリンブーツが必須

ちなみに上記写真のすぐ右側にInstagramで話題となった「岩の窓」があるのですが、まさかの撮影渋滞が起こっており今回は断念。若い女性やカップルたちが列をなす姿に圧倒され、オジサンはスゴスゴと引き返しました…。気になる人は実際に訪れてみてくださいね。

ザネー浜の海
遊泳は自己責任のもと十分注意して遊んでください

ビーチはさらさらとした上質なパウダーサンド。靴の上からでもふかふかの柔らかな感触が伝わってきます。

ザネー浜の海2
リーフに囲まれているので波も穏やか

水中に入ればサンゴや熱帯魚がビーチのすぐ近くで見ることができ、夏場はSUPやシュノーケリングスポットとしても人気。周囲はリーフで守られているため初心者でも楽しめますよ。ただし夏場でもハブクラゲネットの設置や監視員はいませんので、安全に遊びたい人はマリンショップで申し込んだ方が良いかもしれません。

ザネー浜の軽石状況は?

ザネー浜に打ち上げられた軽石
満潮時に運ばれた軽石がビーチ後方を埋め尽くす異様な風景

さて、そんなザネー浜ですが、ご覧のように実は現在も軽石被害が続いています。美しい波打ち際とは対照的に、ビーチエリアは軽石で埋め尽くされた悲しい状態…

大小さまざまな軽石
大小さまざまな軽石があり、ケガをしないようにご注意ください

ダイビングショップや地元の方々などのボランティア活動でだいぶ改善されましたが、もうしばらくはこのままの状況が続きそうです。これも自然の営みであり、やがては海の一部として還っていくのでしょうか。少しでも元の景色に戻るように願いつつ、今後も様子を見守っていきたいと思います。



沖縄・恩納村「裏真栄田/ザネー浜(Beach51)/ザネー浜岬)」

〒904-0417 沖縄県国頭郡恩納村真栄田715

駐車場/なし(真栄田岬の駐車場を利用)

駐車しやすさ/★(迷惑駐車が問題となっており、路上駐車するとすぐに通報&警察到着となります。くれぐれも駐車は真栄田岬へお願いします)

ドライブ魅力度/★★★★★(美しい海岸線の連続で快適ドライブ間違いなし♪残波岬や万座毛といった景勝地はもちろん、Pizzeria da Enzoやおんなの駅といった人気飲食店やグルメスポットも多彩)

※本記事の写真・文章の無断転載・無断使用はご遠慮ください。また、記事の内容は掲載時の情報となります。最新の情報とは異なる可能性がありますので事前にご確認ください。


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裏真栄田(ザネー浜)のアクセス・駐車場情報

裏前田までのドライブルート1

グーグルマップなどでザネー浜岬やザネー浜を入力すると上記場所にたどり着きます。駐車場がないため、突き当りを右折して真栄田岬駐車場へと向かいましょう。

裏前田までのドライブルート2

真栄田岬の駐車場から今回ご紹介したザネー浜岬やザネー浜までは徒歩5~6分程度。途中停められる場所や駐車場はないので、スムーズに移動するなら真栄田岬に直接向かう方が良いかもしれません。

裏前田までのドライブルート3

真栄田岬の駐車場はこんな感じ。ゲートを通った先に左右合わせて乗用車180台、大型車5台、障がい者用4台の駐車スペースが完備されています。料金は普通車で1時間ごと100円。ザネー浜にはトイレや売店、自動販売機はないので事前にここで済ませておくのが安心です。

ザネー浜は「Beach51」と紹介されることも。どうやら通称名のようで誰が名付けたかは不明ですが、51って一体何?まさか恋(51)するほど美しいビーチだから「Beach51」なのか!?誰か知っている人がいたら教えてください!


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投稿:ash

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