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【沖縄ホテル宿泊記】名護市「ホテルゆがふいんおきなわ」は迫力の名護湾ビュー&無料のコワーキングスペースがイイ。客室、館内、朝食ブッフェの内容は?

那覇から車で80分、美ら海水族館まで車で40分の「ゆがふいんおきなわ」
那覇から車で80分、美ら海水族館まで車で40分の名護市のシティホテル

沖縄北部観光の玄関口、名護市にある「ゆがふいんおきなわ」に泊まってきました。日ハムキャンプの宿泊施設としても有名なこちらは、客室から望む名護湾の景色とアクセスの良さが魅力。さらに最近では無料で利用できるコワーキングスペースもオープンしたようです。客室、館内、朝食ブッフェ、駐車場など写真多めでアップします。【グループホテル】2022年に開業した話題の高層宿「ホテルアラクージュ オキナワ」客室、朝食ブッフェ、プール設備など最新レポ

北部観光に便利、地域に愛されるシティホテル

1989年の開業以来、30年以上にわたり地域に根付いてきました
開業は1989年と30年以上の歴史があります

語感が似ているからか、他県の友人にホテル名を伝えたところ「湯布院?」と間違えられたこともあるのですが「ゆがふいんおきなわ」はれっきとした沖縄のホテル。ゆがふいんは、無病息災・家内安全・健康などをすべての良いことを表すうちなーぐち「世果報(ゆがふ)」に由来しており、お客様の幸せとスタッフの笑顔に包まれた場所を目指して名付けられたそうです。

タピックスタジアム名護
偶然80スープラも一緒に撮影できました。やはり渋い!

その名前の通り、開業から30年以上経つ現在でも県内外問わず多くの人から親しまれ、特に地元・名護んちゅにとっては宴会や結婚式場、家族の誕生日などでよく利用する思い出の場所。名護の中心エリアに位置するロケーションに加えて、美ら海水族館や古宇利島といった北部観光の拠点として使い勝手が良く、道向かいにあるスポーツ施設「タピックスタジアム名護」では日ハムキャンプで盛り上がります。

客室は本館デラックスツインがおすすめ

29平米のデラックスツインは最大4名まで利用可能
デラックスツインルームは29平米、最大4名まで利用可能

客室はというと、本館とその隣にあるあがり館合わせて7タイプあり、宿泊人数やシーンに合わせて選べるのが特徴です。その中でも今回宿泊したデラックスツインルームは本館4F~7Fの角部屋限定の客室。

今回はベッドガードを設置していただきました
息子用にベッドガードを設置していただきました

29平米なので一般的なツインよりも広いですし、角部屋ならではの開放感がイイ。窓が二面あるので朝の光もたっぷり届きます。

ミネラルウォーターの水も地元名護の水でした
片隅にはホテルオリジナルのミネラルウォーターと煎茶のサービスが
ユニット式ですが浴槽が広いので快適
ユニット式ですが浴槽が広いので快適

枕のすぐ後ろはバスルームになっているため隣りのお部屋の音が気にならず、おかげさまで朝まで熟睡。バスアメニティは上記写真のほか、子ども用のスリッパや歯ブラシ、タオルがセットになったアメニティセットももらえてありがたかったです。

ソファは簡易ベッドとしても利用できます
ソファは簡易ベッドとしても利用できます

2歳の息子は窓際に配置された大きめソファを見つけてすぐさまダ~ッシュ。アスレチック感覚でよじ登ったり、ごろごろしたりと大喜びしておりました。やれやれだぜ……と思いきや、大人チームにとってもこのソファ、実はすごくよかったんですよ。

雄大な名護湾を時間帯ごとに満喫

名護湾越しに望むダイナミックな夕日

なぜなら子どもを見つつ、ソファに座りながら名護湾の絶景ビューを満喫できたから!チェックインが遅くなったのでまずは山際に沈む真っ赤な夕日に感動して…

ゆがふいんおきなわから望む夜景

夕食後、寝かしつけに成功してからは幻想的な夜景をじっくり堪能。あのあたりは万座毛のインターコンチかな?道の駅許田はどこかな?などなど、名護湾周辺の灯りをたよりにジオラマトーク(?)で盛り上がりました。夏のオンシーズンや年末年始には恩納村のホテルから打ちあがる花火が見えるかもしれませんね~!

日中の景色はこんな感じです

そして翌朝も運よく快晴で気持ちイイ!名護市の前面をぐるりと囲む名護湾、実際に見るともっとダイナミックで迫力がありました。宿泊したのは4階のお部屋だったので運動場が視界に入るのですが、高層階の場合はさらにオーシャンビューが楽しめるかと。

1階にオープンしたコワーキングラウンジ「ハナウール」

フロントで利用カードを発行します
フロントで利用カードを発行します

今回は子連れで宿泊しましたが、単身やビジネスで訪れる場合は1階に新設されたコワーキングスペース「ハナウール」を利用できるのも魅力です。フロントで登録をした後、お好きな席でレッツジョブ。

おしゃれカフェのような雰囲気です
おしゃれカフェのような雰囲気です

何がすごいかって、こちら宿泊者のみならず誰でも無料で利用できるんですよ!フリーWi-Fiや打ち合わせ用の会議室まで完備されているのにナント無料。このあたりも名護市のコミュニティスペースとしての想いや使命感をひしひしと感じます。こんな素敵な場所があるなんて名護市民の人はいいなぁ。

朝食ブッフェでは名護の食材を少しずつ

朝食ブッフェは7時~10時
朝食ブッフェは7時~10時

自分もここでいつかリモートワークをしたいものよ…と思いながらも、食欲には勝てず朝食ブッフェ会場「心彩身(しんさいしん)」に行ってみました。こちらは土日祝限定の中華のオーダーディナーバイキングが人気のレストランですが、朝食もしっかり美味しかったです。

やんばる新鮮野菜のしゃぶしゃぶ
やんばる新鮮野菜のしゃぶしゃぶ

まずは日頃の野菜不足が一瞬で解消できそうな地元野菜のしゃぶしゃぶに…

クーブイリチーとは昆布(クーブ)の炒め物(イリチー)のこと
クーブイリチーとは昆布(クーブ)の炒め物(イリチー)のこと

クーブイリチーやニンジンしりしり、ゴーヤーチャンプルーなどの沖縄料理も。もずく酢やスクガラス豆腐などは小鉢になっていて取りやすかったです。

ゴーヤーの漬物やドラゴンフルーツの大根漬けもご飯にピッタリ
ゴーヤーの漬物やドラゴンフルーツの大根漬けもご飯にピッタリ

ホテルの朝食で欠かせない各種ベーカリーも揃っていましたが、ここでぜひとも食べていただきたいのは沖縄版お粥ともいえるボロボロジューシー&ホテルオリジナルのご飯のおとものコンボです。中華が強いホテルだけあって自家製の食べるラー油は特に激ウマ。

一口サイズにカットされたフルーツもうれしいです
一口サイズにカットされたフルーツもうれしい
写真には載っていませんがホテルメイドのカレーも美味しかったです
写真には載っていませんがホテルメイドのカレーも美味しかったです

訪れた時はちょうどピークタイムだったのですが、席の案内をはじめ料理の補充や片付けも迅速でスタッフさんの手際の良さにも感動しました。きっと中華バイキングや結婚式、宴会時でも華麗なサービスが期待できるはず。

室内席の他に屋外のラウンジ席もありましたよ~
室内席の他に屋外のラウンジ席もありましたよ~

朝からしっかり食べてお腹も心も大満足。名護市内や北部観光の拠点に、またはワーケーションの宿としても頼りになるホテルだと思いましたが、客室から広がる名護湾の景色や美味しい朝食を楽しむだけでも充分リラックスして過ごせました。これからも名護市民に寄り添う街のホテルとしてずっと愛される存在でありますように。



沖縄・名護市「ホテルゆがふいんおきなわ」

〒905-0011 沖縄県名護市宮里453-1

TEL 0980-53-0031(代表)

公式サイト https://www.yugaf.com/

駐車しやすさ/★★★★★(第1、第2合わせると余裕の駐車台数。夜間もどこかしら停められます)

ドライブ魅力度/★★★★(名護市、本部町などの北部観光に便利)

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ホテルゆがふいんおきなわの駐車場

ゆがふいんおきなわの駐車場1
ゆがふいんおきなわの駐車場は第1、第2合わせて100台ほど
ゆがふいんおきなわの駐車場2
まずはホテルに併設しているのが第1駐車場。前後のスペースが確保されていて停めやすいです
ゆがふいんおきなわの駐車場3
ホテル裏手も駐車可能。トップシーズンでなければそこまで満車にならないと思います
ゆがふいんおきなわの駐車場4
万が一満車の場合は第2駐車場へ。少し離れていますが歩いて数分の距離です

県北部を中心に数々のホテルを運営する前田産業ホテルズの記念すべき第一号としてオープンしたゆがふいんおきなわ。元々はスーパーか物販の店舗を予定していましたが、当時名護市内に大きな結婚式場や宴会場がなかったことから地域に愛されるコミュニティホテルの建設を決断したそうです。その経緯を踏まえた上で、ホテル30周年に募集した思い出エピソードを読んでみるとどの話も感動。ホテルって暮らしの一番近くにある夢の国かも。


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投稿:あくまる

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