![ずっと気になっていた「大ばんぶる舞」にようやく行けました!](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/i3669432f5fe1e698/version/1636033706/%E3%81%9A%E3%81%A3%E3%81%A8%E6%B0%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F-%E5%A4%A7%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%B6%E3%82%8B%E8%88%9E-%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%86%E3%82%84%E3%81%8F%E8%A1%8C%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F.jpg)
2019年9月のオープン直後から話題になっている「大ばんぶる舞」。いわゆる映えメニューというビジュアルの良さに加え、味もボリュームも良しとのことで実際に体感してきました。しかし、ぶっちゃけ沖縄の食堂はどこもかしこも大盤振る舞いのボリュームと価格。果たして店名にも掲げる同店は勝てるのか…?
ここだけ車が集まってくる
![西原町坂田にあるお店は首里から10分程度。那覇エリアからのアクセスも良好です](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/i53f40bb5e9d62f31/version/1632660339/%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E7%94%BA%E5%9D%82%E7%94%B0%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%8A%E5%BA%97%E3%81%AF%E9%A6%96%E9%87%8C%E3%81%8B%E3%82%8910%E5%88%86%E7%A8%8B%E5%BA%A6-%E9%82%A3%E8%A6%87%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%82%82%E8%89%AF%E5%A5%BD%E3%81%A7%E3%81%99.jpg)
地元の方にしか分からないと思いますが、西原町の坂田交差点より北へ200メートルほど進んだ場所にある「大ばんぶる舞」。店舗の外観からはオープンから2年ほどとは思えないようなベテラン感が伝わってきます。店内の様子を外から伺い知ることもできず、ちょっとした勇気を出しての入店です。
![スタッフさんの活気とお客さんの熱気がお祭りみたいで面白い](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/i8e002903a02079fe/version/1631597401/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%95%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E6%B4%BB%E6%B0%97%E3%81%A8%E3%81%8A%E5%AE%A2%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E7%86%B1%E6%B0%97%E3%81%8C%E3%81%8A%E7%A5%AD%E3%82%8A%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%A7%E9%9D%A2%E7%99%BD%E3%81%84.jpg)
外観同様、店内もやはり玄人オーラを放っております。「今年でオープン30年になります」と言われたら本気で信じてしまいそうな雰囲気。しかも店内はほぼ満席ということもあり、なかなかのカオスっぷり。開店直後に到着したのでまばらかと思いましたが、時間に余裕のある方はランチタイム終わりを狙った方がいいかもしれません。
![食べ終えた食器は自分で返却口に返すスタイル](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/ia8ab2c26f56cb05e/version/1631584813/%E9%A3%9F%E3%81%B9%E7%B5%82%E3%81%88%E3%81%9F%E9%A3%9F%E5%99%A8%E3%81%AF%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%A7%E8%BF%94%E5%8D%B4%E5%8F%A3%E3%81%AB%E8%BF%94%E3%81%99%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB.jpg)
床はグリーンの防水塗料が塗られており、鮮魚店に来ているかのよう。テーブルの土台は一升瓶のケースで固定されており、脚も手作り感が満載です。壁板に「大衆食堂」と自信満々に書かれている点から見ても、お洒落を求めて来ては絶対にいけないことは明白。とはいえ、接客してくれるねぇねぇたちは清潔感があり、皆さんとても感じがいいのでご安心を。
券売機の大ばんトラップに気を付けろ
![大ばんぶる舞の発券機](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/id17edfcd31a4218e/version/1631584937/%E5%A4%A7%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%B6%E3%82%8B%E8%88%9E%E3%81%AE%E7%99%BA%E5%88%B8%E6%A9%9F.jpg)
さて、席の空きを見つけたら次は注文。こちらでは入口付近にある券売機で食券を購入します。
![1万円や5千円は両替が必要になります。2000円札が使えるあたりに沖縄を感じる](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/i898d45899b78d4cf/version/1631584991/1%E4%B8%87%E5%86%86%E3%82%845%E5%8D%83%E5%86%86%E3%81%AF%E4%B8%A1%E6%9B%BF%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99-2000%E5%86%86%E6%9C%AD%E3%81%8C%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%82%E3%81%9F%E3%82%8A%E3%81%AB%E6%B2%96%E7%B8%84%E3%82%92%E6%84%9F%E3%81%98%E3%82%8B.jpg)
反射してやや見づらいのですが、左上はプラス60円でご飯を酢飯に変更できるオプション。その他のメニューは下記のような感じでした。
- 大ばんぶる舞い定食1,000円
- 船上の魚汁680円
- まぐろカマトロ定食780円
- バター焼き定食(日替わり)780円
- 魚の味噌煮定食(日替わり)780円
- 脳天フライ定食830円
- よくばり丼880円
- 特盛!!漁師丼880円
- こぼれまぐろ880円(いずれも税込み)
![やっぱりカオス](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/i0854759f112c9cfb/version/1631585063/%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%82%8A%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%82%B9.jpg)
さらにマグロを使ったカレーや海老だけ丼、マグロ脳天カツ丼や海鮮茶漬けなど、美味しそうなメニューが並んでいるのですが…
…
……
………ン!?
![25番のミステリー](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/idad9c5a96accace0/version/1631586225/25%E7%95%AA%E3%81%AE%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC.jpg)
25番の「本日の日替わりメニュー r#U)円(税込)」、もはや内容も価格も分からない謎メニューがあるぞ。「押す」と書いてありますが、さすがに押せませんし推せません。もはやトラップメニューともいえるこの正体、ご存知の方はぜひ教えてください…!
まずは大ばんぶる舞い定食
![これで税込み1,000円](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/ia281b21db0c44a70/version/1631586951/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%A7%E7%A8%8E%E8%BE%BC%E3%81%BF1-000%E5%86%86.jpg)
今回は名物とメニューにも書いてあった「大ばんぶる舞い定食」と、沖縄らしい「バター焼き定食」をチョイスしました。最初にやってきたのは、大ばんぶる舞定食。大きな船盛に刺身が7種、あら汁と温泉卵がセットになっています。
![沖縄らしい魚も味わえます](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/i3b1be6f3bc9b4106/version/1631588277/%E6%B2%96%E7%B8%84%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%84%E9%AD%9A%E3%82%82%E5%91%B3%E3%82%8F%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99.jpg)
こちらの定食は沖縄県内のメディアでも取り上げられておりかなりボリュームという事前情報だったのですが、もしかしたら内容が変わった?正直そこまでの大盤振る舞い感はありませんでした。テレビや雑誌で見た時は大海老の刺身がドーンと乗っていたのですが、日によって内容が違うのかもしれません。
ただ、マグロの刺身はねっとりとした食感で味が濃く大変美味。イラブチャーやセーイカの刺身は本土ではなかなかお目にかからないので地元客のみならず観光客にも喜ばれそうです。
![温玉乗っけ丼、美味しいです!](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/i96388c412044e2a8/version/1631588203/%E6%B8%A9%E7%8E%89%E4%B9%97%E3%81%A3%E3%81%91%E4%B8%BC-%E7%BE%8E%E5%91%B3%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99.jpg)
さらに卓上に置いてあるお店オリジナルの醤油&温泉卵を駆使して海鮮丼にするのもオススメ。刺身定食と海鮮丼、二パターン味変できるのってイイですよね。
意外な伏兵、バター焼き定食
![フライパンごとやってきた!](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/i7fc92c14ebf96988/version/1631597531/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%94%E3%81%A8%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F.jpg)
続いて相方が注文したのがこちら。期待値が高すぎたのか、大ばんぶる舞定食に不完全燃焼を感じていた我々の前に突如とした現れたのがこのバター焼き定食(日替わり)です。780円という安めの価格設定なのに、熱々のフライパンごとトレーに載せて提供される豪快さ。下側の半身を削ぎ落して下腹部分に添える気配りまで見せてくれます。
![かなりの量のニンニクが入っているので当日・翌日のスケジュールは要確認](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/i0a008bf8a3235aa8/version/1631597611/%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%AE%E9%87%8F%E3%81%AE%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%81%8C%E5%85%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A7%E5%BD%93%E6%97%A5-%E7%BF%8C%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AF%E8%A6%81%E7%A2%BA%E8%AA%8D.jpg)
頭からしっぽまで30センチはあろうかというこちらの魚は、沖縄でいうクルキンマチ、本土では姫鯛と呼ばれている魚です。沖縄では比較的メジャーですが全国的には流通量が少ないレア魚の一つであり、上品な白身の旨味・甘味が味わえます。
バター焼きといっても、オープンで焼いた魚をバター風味の調味料で少し煮たものだと思われますが、ガッツリとしたニンニクの風味とバターのコクが良く合って非常に美味しい!むしろ780円でこのボリューム&クオリティを味わえる時点でこちらの定食の方がかなりの大盤振る舞い感を感じることができました。
![夜も大ばんぶる舞は熱い](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/i944a7c84cbab353b/version/1647913999/%E5%A4%9C%E3%82%82%E5%A4%A7%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%B6%E3%82%8B%E8%88%9E%E3%81%AF%E7%86%B1%E3%81%84.jpg)
ちなみに以前は売り切れ次第閉店でしたが、現在は平日夜(17~20時)に限ってなんと880円(税込)で漁師丼食べ放題という新サービスをスタートしています。おいおい、こっちの方が100倍大盤振る舞いじゃないか…。次回は夜の食べ放題にチャレンジしてみようと思います!
沖縄・西原町「漁師食堂 大ばんぶる舞」
〒903-0126 沖縄県中頭郡西原町棚原198
TEL050-5488-2081
営業時間/11時~16時(ランチ)、17時~20時(平日のみ)
定休日/無休(不定休あり)
駐車しやすさ★★(駐車場はやや停めにくいので開店直後に到着するか、ランチタイムをずらして行くのが◎)
ドライブ魅力度★(周辺にドライブスポットはほぼ皆無…。魚が食べたい時にぜひ!)
大ばんぶる舞の駐車場情報
![大ばんぶる舞の駐車場](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=799x10000:format=jpg/path/s8a83dc4e510641e8/image/i46ed967bcae33ca2/version/1631582908/%E5%A4%A7%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%B6%E3%82%8B%E8%88%9E%E3%81%AE%E9%A7%90%E8%BB%8A%E5%A0%B4.jpg)
西原町の坂田交差点より北へ200メートルほどの距離にあり、ゆいレール首里駅から車で10分程度。新しくできたゆいレール・てだこ浦西駅からも徒歩15分ほどなので、頑張れば徒歩でも行けそうです。いずれにせよ初回の人はグーグル先生に「坂田交差点」を案内してもらってください。駐車場は入口がやや狭いので混雑時は注意。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=102x10000:format=png/path/s8a83dc4e510641e8/image/i05e7b177c523da41/version/1656901732/image.png)
「バター焼き定食」に使用される魚は日替わりなので何が出て来るかは当日のお楽しみ♪きっと「大ばんぶる舞定食」も日によって内容が違うのでしょうね。次回に期待しています!
※緊急事態宣言期間中の取材撮影は行っておりません。また、本記事の写真・文章の無断転載・無断使用はご遠慮ください。
投稿:ash
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