【カフェ】新しいのに懐かしい。浦添の注目喫茶「Smells（スメルズ）」の水出しコーヒーと銀皿のオムライスで昭和トリップ。メニュー掲載・駐車場情報あり

2021年にオープンした浦添のカフェ喫茶「Smells（スメルズ）」でランチしてきました。新しいお店なのに扉を開けるともう懐かしい～。昭和レトロの空間でこだわりのランチとお店オリジナルの水出しコーヒーをいただきました。

58号線からちょっと入った牧港通りにあるお店は外観からすでに美味しそうな気配。こちらの物件は元々スナックだったそうで、昭和レトロな雰囲気をなるべく活かしているのだとか。

店内のカウンターや椅子、天井の照明も当時の面影を残しており、クラシカルな佇まいがとても渋い。とはいえそこまで作り込み過ぎず、誰でもウェルカムなのんびりとした空気感も好印象です。こういうお店って沖縄ではありそうでなかったような気がします。

一角にはレトロ喫茶に欠かせないマンガコーナーも揃っていますので、コーヒーを片手にしばし少年の心を取り戻すも良し。そういえばジャンプ、いつから読んでないかな～。「幕張」で無駄に大笑いしていた頃が懐かしいよ…

テーブル席は4人がけが基本ですが、写真上のような秘密基地気分を味わえる席もありました。ここで一人で読書したり、手紙を書いてみるのもよさそう。スマホをしまってデジタルデトックスしてみたりね。仕事中のうっかりミスに対して現実逃避したい時にももってこいだと思います。

この日はお昼にお邪魔したのでランチメニューを注文。メインとサラダ、スープ、ドリンク付きで1000円（税込）とは良心価格です。期間限定のセットですので気になる人はなるべく早めに来店した方がよいかもしれません。

オーダーして数分、まずはランチメニュー共通のサラダとスープがやってきました。メインはどれも美味しそうで迷いましたが、一番食べたかったのは・・・

このオムライス！銀皿に乗った姿がこれまたレトロでかわいいです。一口食べるとふわふわの卵と特製ケチャップライスとのバランスがバッチリ。オムライスって家で作ると洗い物が多くなるので結構大変なんですよね。マンガを読んでぼーっとしている間に、できたてを作ってもらえるなんて本当にありがたいことだ…。

喫茶店ならではのメニューが並ぶなか、沖縄らしい一品も発見しました。厚切りの三枚肉がどーんとお皿に乗ったラフテーランチです。

いつもは沖縄居酒屋や沖縄そば店で見かけるラフテーですが、まさか喫茶店で出合うとは。洋食風の盛り付けに驚きつつもホロホロのお肉に感激。甘辛い味付けに茗荷のピリッとしたアクセントが効いています。

食後は水出しコーヒーとメロンクリームソーダでまったり。クリームソーダのグラスもスナック時代のものを再利用しているそうです。こんなにハイカラでかわいいアイテム、よく残ってましたよね～。こうやってまた活躍の場を得ることができて、この空間もグラスたちもきっと喜んでいるに違いない。

水出しコーヒーは本部町のコーヒー焙煎所「コーヒーセンティ」でオーダーしたお店オリジナル。なんでも焙煎所の方とオーナーさんがお知り合いだそうで、いろいろな意見を出し合いながら今のスッキリと飲みやすい味に落ち着いたそうです。

10杯分3500円、5杯分2000円のお得なコーヒーチケットも販売しており、いずれはコロンビアやエチオピアなどのシングルオリジンの豆も扱っていきたいとか。コーヒー好きとしては今後の展開に目が離せませんし、こんなに素敵な空間を作り上げたオーナーさんはじめ、スタッフの皆さんの雰囲気も含めて地域に愛されるお店になりそうな予感大です。スメルズならぬ、噛めば噛むほど味が出るスルメ系カフェかも。

沖縄・浦添市「Smells（スメルズ）」

〒901-2131 沖縄県浦添市牧港２丁目４８−２ 1F左 又吉貸店舗

ＴＥＬ 098-800-2852

営業時間／11時～22時（現在11時〜17時で時短営業中)

定休日／日曜日（臨時休業あり）

https://www.instagram.com/smells_okinawa/

駐車しやすさ：★★（17時まで向かいの大漁屋の駐車場利用可能。ただし駐車場前の段差がローダウン車＆FRにはドキドキかも…）

ドライブ魅力度：★★★（周囲は住宅街ですがほぼ58号線沿いなので港川外人住宅や北谷方面にも移動しやすい）

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投稿：あくまる

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