今回ご紹介するドライブスポットは、那覇市泊にある「泊いゆまち」です。「いゆ」は沖縄言葉で「魚」のこと。漁港・魚市場に併設された鮮魚市場「泊いゆまち」では、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が並び、業者や飲食店関係者、一般客や観光客まで毎日数多くの方で賑わっています。
沖縄を代表する魚といえば…?
沖縄の魚といえば、県魚である「ぐるくん」やターコイズブルーの「いらぶちゃー」などを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、ここでぜひ食べてもらいたいのがこの魚。沖縄で最大の漁獲量を誇るのは実は「まぐろ」。沖縄近海は日本有数のまぐろの漁場として知られ、全体のおよそ6割を占めるとも言われています。
![新鮮なまぐろがブロックや刺身でずらっと並びます。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/ib08f648398605bf7/version/1591067624/%E6%96%B0%E9%AE%AE%E3%81%AA%E3%81%BE%E3%81%90%E3%82%8D%E3%81%8C%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%84%E5%88%BA%E8%BA%AB%E3%81%A7%E3%81%9A%E3%82%89%E3%81%A3%E3%81%A8%E4%B8%A6%E3%81%B3%E3%81%BE%E3%81%99.jpg)
でも、沖縄の魚ってあまり美味しくないのでは?なんてたまに聞かれますが、個人的な答えはNO。県産まぐろの魅力はなんといっても新鮮なのです。漁場が近いため、水揚げから店頭に並ぶまで一度も冷凍されることのない「生鮮まぐろ」はみずみずしく発色もきれい。本まぐろをはじめ、きはだ、めばち、びんちょう、4種類のまぐろが一年中生で味わえます。
どれも本州で水揚げされるまぐろに比べればあっさりとした味わいですが、フレッシュでしっとりとした柔らかい肉質が美味。冷凍されていないので栄養価もバツグン。
食べ歩きの海鮮グルメも充実!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/i3dc46e21217bfbcb/version/1591067880/image.jpg)
卸業者も通っているため、まぐろのブロックや一尾まるごとなど豪快に売られていますが、観光の方には個包装になったお刺身や丼、テイクアウトグルメも人気です。最近ではフィンガーフードや串焼きといった食べ歩き用のメニューを各店舗が用意しているのでお祭り気分で楽しめます。また、店舗によってはお弁当を販売しているところもあり、ドライブの合間の朝食や昼食に漁港飯を気軽に味わえます。
ちなみに「泊いゆまち」のすぐ隣りにある「那覇市泊魚市場」では、朝5時から見学自由のセリも行われています。市場ならではの活気みなぎる雰囲気をぜひ体験してみてはいかがでしょう?
沖縄・那覇市「泊いゆまち」
〒900-0001 沖縄県那覇市港町1-1-18
駐車しやすさ★★(それほど難易度は高くない駐車場ですが、週末は特に混雑するため争奪戦が多発…)
ドライブ魅力度★★(臨港エリアなので景色はイマイチ。お弁当を購入した場合は車で5分程度の波の上ビーチや波の上うみそら公園に移動して食べた方が良いかも)
泊いゆまちの駐車場情報
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=124x10000:format=png/path/s8a83dc4e510641e8/image/i23dc4e46d2832261/version/1591066984/image.png)
国際通りや那覇新都心など、那覇中心エリアから車で5~10分の距離。施設目の前に専用駐車場が用意されているものの、いつ行っても混雑しており、出入りは激しめ。臨港エリアなので近隣道路にはトラックの往来も多く、運転初心者の方はご注意ください。
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投稿:ash