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祝・名護東道路が開通!沖縄・名護市街地の渋滞解消&北部地域へのアクセスがさらにスムーズに。新しい道路を実際に走ってみた

名護東道路

2021年7月31日に全線開通した名護東道路。道の駅許田のすぐ目と鼻の先である数久田IC(すくたIC)から、ネオパークオキナワ近くの伊差川IC(いさがわIC)まで、山の中をビューンと一直線で結んだのがこの道です。名護の市街地を通ることなく今帰仁や国頭、大宜見方面に行けることから、名護市内の大幅な渋滞緩和と北部地域へのアクセス向上が見込まれています。

許田から名護東道路へ

許田ICから名護方面

まずは沖縄自動車道の許田ICを下りてお馴染みの海岸線を北上します。紅白の保護壁はありますが、ここまでの景色はあまり変わっていません。

名護東道路を目指す

道の駅許田を通過した直後、真新しい看板を発見。大宜見・今帰仁方面を案内する名護東道路の標識が設置されていました。

名護東道路は右折

しばらく走っていると、ブルーに彩られた名護東道路の進入口が見えてきました。このまま右側へと進めばOK。かなり分かりやすく作られているので迷う心配はなさそうです。

全長6.8キロの名護東道路

かなりの地上高があります

名護東道路は全長6.8キロ。今回新たに開通したのは数久田IC~世冨慶IC(よふけIC)の2.6キロ区間です。2012年に開通を果たした伊差川IC~世冨慶IC間の4.2キロを加え、これで全面開通したことになります。この日はあいにくの曇天ながら高架のため見晴らしは抜群。新しい道路はアスファルトもキレイで気持ちがいいです。

数久田トンネル内

初めて見る景色を楽しんでいるととほどなくして数久田トンネルに突入。このトンネル以降はすでに完成していた区間となります。

数久田トンネルはかなり長い

トンネルを抜けた先には交通表示板が。朝夕の渋滞時でなければ海洋博物館へは従来通りのルートがスムーズですが、大宜見や今帰仁方面へ向かう方は名護東道路が圧倒的におすすめ。

6分短縮して伊佐川ICに到着

左は名護市内、右手は大宜味村

途中渋滞や混雑もなくあっというまに終点の伊佐川ICへ到着しました(ICといっても何もありませんが…)。左手に行けばネオパークオキナワ、右手に行けば古宇利オーシャンタワーやリカリカワルミへとたどり着きます。許田ICから21世紀の森公園方面をグルっと回れば伊佐川ICまで約18分。それがなんと12分で到着。通行量の多い市街地を通らないため、体感的には6分以上の差を感じました。これは早い。

名護東道路がオーバーパスのように頭上に横たわります

ちなみに名護市街地から那覇方面へ走ると名護東道路がオーバーパスのように頭上に横たわります。まるで竜の腹の下を走っているかのようで大迫力。着工より20年の歳月を経て完成した名護東道路。引き続き道の駅許田付近の道も工事が進んでおり、これからさらに利便性が向上すると思われます。北部ドライブがもっと楽しくなりそうな予感!

沖縄・名護市「名護東道路」

終点:沖縄県名護市字数久田(数久田IC)

全長:6.8キロ

2021年7月31日に開通

通行料:無料

久しぶりに名護に行く人は驚くはず。森の中へどんどん進んでいく雰囲気も面白いし、何よりショートコースになったのでかなり便利です。今後も利用するぞ~



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投稿:ash

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