惜しまれつつも2019年に閉店した那覇市の「波布食堂」。その波布食堂のマインドを引き継いでオープンしたのが「港町通堂製麺所」です。先代の「波布食堂」はデカ盛りグルメで有名でしたが、一体どんな変化を遂げたのか?気になったので行ってきました!
倉庫を改装した淡いブルーの外観は以前と変わらず。那覇港湾で働く人たちの休憩所である「港湾労働者那覇埠頭休憩所」に併設している造りも変わっていません。
さらに店内も昔懐かしの食堂スタイルを残した雰囲気。外観と同様こちらも旧波布食堂時代とほとんど変わっていないようです。
![港町通堂製麺所(旧波布食堂跡地)の店内に置かれた製麺機](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/i95e24a86592e3eda/version/1590731865/%E6%B8%AF%E7%94%BA%E9%80%9A%E5%A0%82%E8%A3%BD%E9%BA%BA%E6%89%80-%E6%97%A7%E6%B3%A2%E5%B8%83%E9%A3%9F%E5%A0%82%E8%B7%A1%E5%9C%B0-%E3%81%AE%E5%BA%97%E5%86%85%E3%81%AB%E7%BD%AE%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%A3%BD%E9%BA%BA%E6%A9%9F.jpg)
ではどこが変わったかというと、それがコレ。「製麺所」という店名通り、港町通堂製麺所で提供される沖縄そばはすべて店内製麺。出来立てもちもちの生麵を毎日作っているそうです。
メニューは自慢の生麺を使った沖縄そばの他に、海鮮丼やカレー、かつ丼などのガッツリメシまで充実しています。沖縄そばの場合は1.3㎜の細生麺と2.5㎜の極太生麺、どちらか選べるのもイイですよね。どれにしようか迷いましたが…
やはり最初は看板メニューに決定!波布食堂時代、爆盛りで人気を博した「肉そば」です。現在は本部産鰹節や恩納村椎茸、沖縄天然塩や波照間産の黒糖といった沖縄素材の無添加出汁をウリにしており、噛み応えある自家製麺とともに滋味深い味わいが楽しめます。量は波布食堂より控えめになったものの、それでも多いなァ~!昔の爆盛りをイメージしていると少なく感じるかも知れませんが、他のお店と比べると迫力大です。
![旧波布食堂にも負けず劣らずのデカ盛りカツカレー](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s8a83dc4e510641e8/image/ifc658fa6f58bc1c2/version/1590732433/%E6%97%A7%E6%B3%A2%E5%B8%83%E9%A3%9F%E5%A0%82%E3%81%AB%E3%82%82%E8%B2%A0%E3%81%91%E3%81%9A%E5%8A%A3%E3%82%89%E3%81%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%AB%E7%9B%9B%E3%82%8A%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC.jpg)
沖縄そばと並んで人気の「カツカレー」もこのボリューム。お店の方は「デカ盛りは踏襲していない」と言っていましたが充分盛ってると思います…
地域の人々や観光客に愛され続けた名店の雰囲気はそのままに、県産素材を使ったこだわりの味わいでさらに進化した港町通堂製麺所。波布食堂の思い出が詰まったこの場所をいつまでも守り続けて欲しいです。ごちそうさまでした!
「港町通堂製麺所(旧波布食堂跡地)」
〒900-0035 沖縄県那覇市通堂町4-22
駐車しやすさ:★★★★★(周辺に駐車スペースたくさん!)
ドライブ魅力度:★★(近隣に車で訪れることのできる観光スポットは少なめです)
港町通堂製麺所の駐車場情報
港湾エリアなので道幅も広く、運転初心者にも比較的訪れやすい立地ながら、大型トラックなどの往来も多いため十分に気を付けてください!また、近隣で働く人々のランチスポットとなっているため昼時は混雑します。時間に余裕を持って訪れてください。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=124x10000:format=png/path/s8a83dc4e510641e8/image/icc9ad9c89a3a3f93/version/1590734495/image.png)
国際通りや那覇新都心など、那覇中心エリアから車で5~10分程度。那覇空港からも車で10分程度のため、旅行の初日や最終日に訪れるのがオススメです。店舗目の前に専用駐車場が完備されているほか、周囲に広大な駐車スペースあり。もちろん、料金は無料です!
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投稿:沖縄くるまーい編集部